コラム

コンタクトレンズ・レーシック

2020.10.22
コラム

コンタクトレンズ・レーシック

近視・遠視・乱視・老眼の人にとって、メガネなしで生活できることは魅力的です。今回は最近のコンタクトレンズとレーシックについて「かめざわ眼科」院長の亀澤比呂志先生に聞きました。

 

Q コンタクトレンズ事情は?

A 最近は使い捨てのソフトレンズが主流です。特に一日使い捨てタイプは、トラブルが少なくレンズケアも不要なため、初心者やアレルギーのある人をはじめ、多くの人にすすめられます。価格も手ごろになっているようです。しかし依然、レンズの無理な装用・不適当なレンズケア・眼科医の処方箋のないレンズの使用によるトラブルが多く報告されています。特にカラーコンタクトレンズは注意が必要です。眼科で適切な指導を受け、安全に使いましょう。

 

Q レーシック事情は?

A 以前ニュースになった感染症を心配する人もいますが、衛生管理を徹底すれば感染症は起こりにくく、多くの眼科医が状況に応じてレーシックを提案しています。日本でこの手術が行われて約15年。手術・検査機器は進歩し、手術の精度は大幅に向上しました。メガネやコンタクトレンズが、ライフスタイルや目の状態に合わない人にとって有効な選択肢になります。レーシックを検討する場合は、医師が親身に相談にのってくれて、術後も定期健診をしっか実施してくれる医療施設がおすすめです。将来ケガをしたり白内障などの手術を受けるときに、治療データが必要になることもあるので、長く付き合えるところを選びましょう。

 

Q 大切なことは?

A メリット・デメリットをきちんと理解し、自分に合ったものを選ぶことが大切です。近視・遠視・乱視・老眼でお悩みの人は眼科専門医にご相談ください。

 

かめざわ眼科 院長

亀澤 比呂志

・日本眼科学会認定眼科専門医

・日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医

・日本レーザー医学会認定 レーザー専門医