パソコンやスマートフォンの画面を見続けたり、車を運転する機会が多い現代社会、疲れ目を感じる人も多いのでは。疲れ目について「かめざわ眼科」の亀澤院長に聞きました。

Q 疲れ目とは?

A 『目の中の筋肉が疲れただけでこんなに辛いものか?』『目の周りや顔をマッサージするとなぜ気持ちいいのか?』と疑問に思う人も多いようです。疲れ目とは、ピントを合わせる目の中の筋肉だけでなく、目の位置を調節する目の周りの筋肉、目を開ける顔面(特にまぶた)の筋肉それぞれに過剰な負担がかかるために起こる目の不調です。

Q 原因は?

A 目の使い過ぎはもちろん、近視・遠視・乱視などの屈折異常や、老眼などの調節異常、ドライアイ、白内障、眼瞼下垂などの病気が疲れ目の原因となることもあります。

Q 対処方法は?

A 眼科では、近視・遠視・乱視・老眼がないか、メガネが合っているかのチェックをしたり、ドライアイ、白内障、眼瞼下垂などの病気がないか、検査や診察をして原因を探します。その原因に応じてメガネや点眼薬の処方をしたり、場合により手術を提案します。疲れ目は放っておくと、体調不良や睡眠不足、精神的不調を引き起こしてしまうこともあるので、早めに原因を調べて対策をとることがとても大切です。パソコン用・ドライアイ用などの機能性メガネやサプリメントを利用したり、ホットアイマスクで目を温めて休ませたり、適度な運動をすることもおすすめです。上手に目の疲れを軽減・コントロールすることが、健康維持につながります。目の疲れが気になるようなら、眼科専門医に相談しましょう。

かめざわ眼科 院長

亀澤　比呂志

・日本眼科学会認定眼科専門医

・日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医

・日本レーザー医学会認定 レーザー専門医